2017 / 05
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臨終図鑑4

人間臨終図巻4<新装版> 山田風太郎 徳間文庫 469ページ

全4巻、約2千ページ、923人の死に様を著した名著、読了です。

4巻は77歳から始まり、121歳の泉重千代まで。
百歳を超えると欠番ならぬ欠齢も見える。

3巻までと違い、非業の死やテロによる暗殺はぐっと減り、いわゆる寿命が尽きた臨終が多い。
が、しかし寿命の尽き方が千差万別。
壮年の頃は明晰で輝く様な仕事を為していた「あの著名人、この著名人.....」も例外なく老いに直面する。

『脳髄解体..... 』とまで書かれた武者小路実篤(行年91)の晩年の信じがたい文章....
かと思えば、病をおして死の10日前まで不倫を犯そうとする谷崎潤一郎(行年79)....

穏やかに、そして明晰で清らかに生を閉じられるのはごく稀なこと。

色々考えさせられ、まだまだ読み足りないと思わせる『人間臨終図巻』です。

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鈴木 豊

Author:鈴木 豊
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