2017 / 09
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大河

『大河の一滴』 五木寛之 幻冬舎文庫 328ページ

五木寛之氏のエッセイ。
今までに読んだ氏のエッセイとは趣きを異にする。
当時まだ14,5歳であった氏の朝鮮からの引き上げ体験が多く書かれている。
重い内容。
幼い妹を背負い弟の手を引き走りに走ったとある。

氏の他の本にもあったケダモノと化したソ連兵の婦女子への恥辱暴行行為。

昨日、NHKの『女たちのシベリア抑留』を辛い気持ちで見ました。
生きて帰還された方々も90歳近く。
その方々の証言は重いものです。
親切なソ連兵もいれば、前述のケダモノソ連兵もいる。
そのケダモノたちは、裁かれる事も無かったろう。
50万人を超えるシベリア抑留という大犯罪を犯した国が自らを省みず判事をしゃあしゃあと務めた『東京裁判』とは一体なんなのか。
日本共産党の小池晃は番組を見ただろうか。


『心優しき人は皆亡くなり、自分の様な者が生き残った』
氏が暫く休筆し京都の大学で仏教を学んだのもその体験が心の奥にあった事は想像に難くない。
親鸞は氏の救いとなっただろうか。
読んでいて苦しくなる。

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鈴木 豊

Author:鈴木 豊
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