2017 / 04
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遊撃隊

『遊撃隊始末』 中村彰彦 文芸春秋 572ページ

幕末、佐幕を貫き官軍に対抗した「遊撃隊」。
伊庭八郎・人見勝太郎・林忠崇 3名の隊長の始末を中心に展開。
箱館戦争では土方歳三も登場する。

先頃読んだ「会津藩主・松平容保は朝敵にあらず」に取り上げられており、読みたくなりました。

箱館戦争、最終決戦を前にした指揮官の榎本武揚。
残すわけにはいかない危篤状態にある伊庭八郎の部屋を訪れる。
一椀を差し出し、明日最終決戦の事を告げる。

「われわれもすぐ後からまいりますから、すまぬが足下、これを飲んで一足先に行っては下さらぬか」

毒薬と察しがついた伊庭八郎は悠然と飲み干し先に逝く(その場に居合わせた者の記録が残っている)

榎本は一命を差し出し同士を救おうと割腹をはかるが、察した仲間に止められ果たせず。
箱館戦争の終結と同時に遊撃隊も終りをむかえる。

人見勝太郎・林忠崇は、それぞれに天命を全うする。

別の本で読んだ事だが、榎本武揚は請われて新政府の要職に就く。
ある席で、お札にもなった体制側のおエラいさんに「官軍にたてついた輩が、政府の要職に就くとは」と面罵されたとある。
榎本は何も応えなかったとあるが、心情は察してあまりある。
以来、そのおエラいさんは好きになれない。

池波正太郎の小説『幕末遊撃隊』について中村は「資料の読み込みが足りない。史実と異なる。」(でも小説だからネ)と痛烈に批判している。

ついでにこちらも読んでみよう(購入済みデス)

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鈴木 豊

Author:鈴木 豊
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