2017 / 10
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無頼伝

明治無頼伝 中村彰彦  461ページ 角川文庫

新選組3番隊長・斉藤一の戊辰戦争から維新後の数奇な足取りを辿った小説。
一頁あたりの行数が多く文字も小さいので、通常の文庫本なら600ページを猶に超える長編。
土方歳三と袂を分かち、会津の命運に投じた男気。

冒頭「束松事件」(全く知らなかった事件)でいきなり急展開を見せる。
グイグイ引込まれてるうちに『アレッ?これって「斉藤一」の話だよね』
なかなか登場しない主人公に取付けたカバーを外して確認。

40頁を超えた所でドラマチックに登場。
そのカッコ良さに思わず『待ってました!!』と叫びたいくらい。

新選組の中で沖田総司、永倉新八と並ぶ剣豪であり維新後も長寿を全うしたにも拘らず実際の事は詳しく伝わっていない斉藤一。
それだけにミステリアスであり魅力もある。

大胆な仮定と創作で幕末から維新の事件に絡ませながら展開していく。
新選組伍長であった島田 魁との再会など読んでいて嬉しくなる。
薄幸な女性・加代には胸を打たれる。

氏の著作は何冊も読んでいますが
『官軍が本当に正義だったのか? 真は会津に義があったのではないか』
を常に問うています。


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鈴木 豊

Author:鈴木 豊
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