2017 / 10
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ねじまき鳥

ねじまき鳥クロニクル〈第1,2,3部〉 村上春樹 Total. 1,273ページ 新潮文庫

村上の長編に属する小節。
普通に暮らしていた夫婦、ある日何の前触れも無く妻が失踪する。
その謎に迫ろうとする主人公にまきおこる不思議な出来事。

第1部,第2部は予知能力や人の夢を操るとかの超能力を持った女性が重要なウエイトを占めるが、第3部になるとその女性は殆ど登場せず、夢か現か壁の通り抜けだの更なる超常現象で物語が進む。
第1部,第2部が時系列なのに対し第3部は語り手がコロコロ変わる。

読後、ググってみると第1部,第2部と第3部は4年半もの時間差がある。
ヴィラ・ロボスの『ブラジル民謡組曲』の1〜4番と5番の作風の違いみたいなものか。
村上本人も第1部,第2部で一つの作品、〈第1,2,3部〉は別の作品と捉えているらしい。

妻の失踪の告白も第2部の方が重い。
第3部で『ウソついてました』なんて「マジかよ!」と突っ込みたくなる。
ちょっとまとめ切れてなく、個人的には第1部,第2部が第3部ではぐらかされた感じもある。

倅は新作の「IQ84」より「ねじまき鳥クロニクル」が面白いとのこと。

「ねじまき鳥クロニクル」は一気に読んだが「IQ84」は気合いがいりそうで今はムリ。

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鈴木 豊

Author:鈴木 豊
ギターの傍らでの、よしなしごと...

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