2018/07/17 13:06:22
昨日めっちゃ暑い中「日大二高・新選組同好会」旗揚げ致しました。
ことの起こりは4月の同期会で新選組のことを語る仲間を発見、早速首を突っ込み熱く薀蓄?を語り合う。
「そのうち新撰組ゆかりの地巡りをしようぜ」と別れました。
じきにその同期から電話があり「早速結成しようではないか。ついては君を隊長に任命する!」とのお言葉を賜りました。
4名の隊員の日程を合わせ「まずとにかく決起!」ということで猛暑の中、日野に集合。

隊員、左・井上氏、右・加谷氏 3人とも日大二中で3年間同じクラス。
一人体調を崩し残念ながら不参加。
まず「日野新選組ふるさと歴史館」近くで昼食。
しっかし担当隊員の慣れない携帯ナビで右往左往、汗ぐちょになりながら到着。
老舗らしく美味しい蕎麦を堪能。
「ふるさと歴史館」」では新選組クイズのキャンペーン中。
当然のように20問全問正解(すぐそばにヒントが書いてありましたが)。
土方シールと東京オリンピックピンバッチをゲット。
ガイドさんに解説をお願い。
おとなしく聞くだけでなく、自身の薀蓄を差し挟む隊員も。
刀を借りてご満悦。
ついで「日野宿本陣」へ。
昔のままなので冷房などなく備え付けのウチワをバタバタさせながら、ここでもガイドさんの話を聞きながら見学。
何度か来たことがあり、その度に一人でも図々しくガイドをお願いしていましたが忘れていたり新しく知ったこともありでとても参考になりました。
ガイドの方はちょうど我々の干支一回り上の方で我々がそれなりの新選組ファンであることを知ると質問にも資料を調べながらとても丁寧に解説してくださいました。
私の右隣、ガイドの渡辺さん。
締めは日野駅近くで反省?会。
「五時に帰る!」と訳わからんことを言っていた隊員も結局八時頃まで語り合いました。
いつも新選組行脚は一人旅でしたので今回のように志を一にする仲間と歩くのは格別の楽しさでした。
早くも次回の話が進行中です。
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2013/08/12 13:52:47

新選組紀行 中村 彰彦 240ページ 文春新書
新選組ゆかりの地を実際に訪れ写真と共に紹介した紀行文。
江戸から京都、そして土方の散った函館まで案内している。
最後には近藤、土方を顕彰した高幡不動の「殉節両雄之碑」を訪れている。
氏の新選組に対する眼差しが暖かい。

雨にうたれた「殉節両雄之碑」と「土方歳三」像(本からではありません。私が撮りました!)
数年前、高幡不動にお詣りし、新選組にちなんだ各所を見て廻りました。
「殉節両雄之碑」は旧会津藩主松平容保の篆書、本文は旧幕府典医頭松本良順の揮毫によるものです。
当初、篆額は徳川慶喜に揮毫を依頼したものの慶喜はただ落涙するばかりで返答はなかったといわれます。
幕府のために戦い散った新選組、慶喜の胸に去来する思いはどのようなものだったのでしょうか。

2013/06/25 22:00:59

「新撰組 山南敬助」 童門 冬二 323ページ 人物文庫
江戸からの同志であり、土方と同列の副長でありながら隊を脱走し隊規により切腹。
「山南敬助」の苦悩や愛人・明里との生活、沖田や永倉らとの心の交流を絡めながら物語は進む。
脱走し大津で沖田に発見されるところからいきなり始まる。
話は溯って進み、ご存知の方も多いでしょうが沖田の介錯で切腹。
薩長方の志士と明里のつながりがあったり.... まあ小説だから。
ソコソコですかね。
この本は『新撰組』と『撰』の字が統一されている。
ま、たいした事ではないけど。

「沖田総司」 大内 美予子 447ページ 新人物文庫
表紙にいきなり『泣くな総司!』って何よこれ!
「またまたお涙頂戴の女性作家なのか... 」
と思いつつ買ってしまったので読んでみる。
司馬遼太郎「燃えよ剣」の土方と沖田の関係に影響されたとある。
作者自身、沖田に相当の入れ込みがある。
そうは思いながらも、当時不治の病「労咳」に冒された天才剣士の心内は伝わって来る。
予想外(失礼!)に面白く読めました。
